【2025年版】万九千神社の神在祭を徹底解説|日程・駐車場・出雲大社との参拝ルート

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こんにちは

今年ももう出雲大社の神在月の季節ですね
この特別な期間に出雲大社へ参拝に行かれる方はかなり多いと思います

さらに特別な"神在祭"期間中に参拝を計画していて、「出雲大社の神在祭期間中に行けば、神様のご利益は完璧」 もしそう思っているなら、この記事に出会えてラッキーかもしれません

実は、わたし自身も2024年までそう思っていました。 2020年から5年間、毎年欠かさず神在祭期間中に出雲大社に通っていましたが、この神社の存在を知ったのは2024年のことだからです。

きっかけは、地元の居酒屋で地元の方に教えていただいた、こんな会話でした

出雲大社での神在祭は、いわば神様たちの真剣な相談事の真っ最中
だから地元民は、お邪魔にならないように静かにしてる
できればその期間は避けた方がいいかも。。。

でも、出雲大社での相談事を終えた神様たちは別の神社に移動して、1週間ほど最後に『直会(なおらい=宴会)』をしてから帰るの
だから本当はその期間に参拝するのが良いんだけどね
けど、今回も時間があったらぜひ両方に行ってみて

その「神様が最後に宴会をする場所」こそが、今回ご紹介する万九千神社(まんくせんじんじゃ)です。

この記事では、5年通って初めて知った「出雲大社 → 万九千神社」という参拝ルートとを紹介していきたいと思います

万九千神社(まんくせんじんじゃ)とは?

出雲大社から車で約20分のところにあるのが万九千神社(まんくせんじんじゃ)です。

わたしも初めて訪れた時は「えっ、こんな小さな神社がそんなに重要なの?」と正直驚きました
しかしここには、他の神社にはない特別な役割があったのです

神様たちの「宴会場」兼「旅立ちの場所」


こちらの記事でも少しふれましたが、年に1度、出雲大社に集まり、相談事を終えた八百万の神様たちは、すぐに国へ帰るわけではありません。 2025年12月6日の夕方に出雲大社を出発した後、この万九千神社へ移動し、約1週間滞在されます

そこで何をするのか?
地元の方いわく、ここで盛大な打ち上げ、つまり直会(なおらい=宴会)を行うそうです
そして宴が終わると、神様たちはここからそれぞれの国へと旅立っていきます

【2025年】万九千神社の神在祭スケジュール

ここが、旅の計画を立てる上で最も重要なポイントです。 勘違いしやすいのですが、万九千神社の神在祭は、出雲大社と「同時」ではありません

神様が出雲大社を出発した後、バトンタッチするように始まります

神様を追いかける!2025年の重要日程

2025年のカレンダーでは、以下のようになります

日程 (2025)神様の居場所イベント・神事
〜12月6日(土)夕方出雲大社神在祭(会議中)
12月6日(土)夜大移動 神迎祭(万九千神社) ※神様たちが到着されます
12月7日(日) 〜12月14日(日)万九千神社神在祭(宴会中) ※この1週間が滞在期間です
12月15日(月)夕方旅立ち 神等去出祭(からさでさい) ※神様が全国へ帰られます

境内には何がある?見どころ紹介

万九千神社は、敷地自体は決して大きくありません。 しかし、一歩足を踏み入れると、他の神社にはない「可愛らしさ」と「賑やかさ」を感じることができます

境内のあちこちにいる「ねずみ」の像

境内を歩くと気づくのが、至る所に置かれた石造りのねずみたちです。 「なぜ神社にねずみ?」と思うかもしれませんが、これには深い理由があります

ねずみと神様の関係 出雲大社の主祭神である「大国主命(おおくにぬしのみこと)」とゆかりがあるためです。神話の中で、ねずみは大国主命の生命を助けた動物として描かれています

万九千神社のねずみたちが面白いのは、ただ座っているだけではないところ。 よく見ると、お酒徳利を抱えていたり、おむすびを持っていたりするんです

アクセスと駐車場:出雲大社からはどう行く?

万九千神社は、出雲大社から少し離れた「出雲市斐川町(ひかわちょう)」にあります。
参拝者のほとんどは車(レンタカー)です。電車でも行けなくはないですが、かなり歩くことを覚悟してください

車なら約20分!駐車場は広くて安心

最もおすすめの移動手段は、やはりです。 出雲大社からは国道431号線などを経由して、東へ約20〜25分ほどで到着します。

駐車場情報

 「小さな神社だから停められないかも?」という心配は無用です。 神社の周りには、自家用車(約100台)・大型バス(約10台)停められる無料駐車場が整備されています

2024年は万九千神社の神在祭期間ではありませんが、11月14日(木)の10:00ごろに行きました
駐車場は空いており、境内にもあまり人はいませんでした

ただし、神在祭の期間中(特に12/6の夜や土日)は混み合うと思いますので、警備員さんの誘導に従ってください

2025年は万九千神社の神在祭期間中に参拝しようと思っていますので、混雑状況は更新するつもりです

電車(一畑電車)で行く場合の注意点

車がない方は、出雲大社前駅から「一畑電車」を使って移動することになります。 最寄駅は「大津町駅ですが、ここからが少し大変です。

  • 最寄駅   :一畑電車「大津町駅」
  • 駅からの距離:徒歩で約30分(約1.5km)

普段から歩いている方でしたら散歩がてらにちょうど良いかもしれません
ですが、体力に自信がない方やその日の天候によっては駅から歩くと結構遠いです

タクシーの活用がおすすめ
電車で移動される場合は、大津町駅、またはJR出雲市駅からタクシーを使うのが現実的です(JR出雲市駅からなら車で約10〜15分です)。 「万九千神社まで」と言えばすぐに伝わります

まとめ:出雲大社だけじゃもったいない!神様と同じルートで巡る旅

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 多くの観光客は、出雲大社にお参りして「良いご縁に恵まれそう、神在月に来てよかった」と帰路につきます

ですが神在月の物語には、「続き」があることを覚えておいてください

出雲大社でいつも違う神在月の雰囲気を感じて参拝
万九千神社で神様たちの賑やかな宴(直会)と旅立ちを見送る

この2つをセットで巡ってこそ、本当の意味での「神在月コンプリート」です

神様たちが笑顔でお酒を酌み交わし、ここから全国へ飛び立っていく。 そんな姿を想像しながら万九千神社で手を合わせれば、きっと神様も「おっ、よくここまで見送りに来てくれたな」と、素敵なご縁(お土産)を持たせてくれるはずです

次の神在月は、ぜひ地元の方もオススメする「出雲大社→万九千神社」のゴールデンルートで計画を立ててみてくださいね

そして"良いご縁"に巡り会える、そんな神在月の参拝にしてください!

▼もう一度チェック!神在月の出雲大社について

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