日本酒初心者におすすめの飲みやすい日本酒ランキング
日本酒って、何を選べばいいか正直わからないですよね
居酒屋のメニューを見ても種類が多すぎるし、とりあえず頼んでみたら「なんか苦手…」となって、そのまま日本酒から遠ざかってしまう——そんな経験、ありませんか?
実は、日本酒が苦手に感じるのは「最初の一本の選び方」がほぼすべての原因です
わたしは6〜7年ほど日本酒バーに通いながら、3年前から本格的に飲み始めました。2025年は100種類以上を飲み比べ、トータルで200種類以上を経験してきました。決してマニアではありませんが、だからこそ「初心者が最初に飲むべき一本」がどんなものか、自分の体験からリアルに語れると思っています
「これは初心者に絶対飲ませたい」と確信できる銘柄だけを、この記事に厳選しました。フルーティーで甘く、日本酒らしい”クセ”がほとんどない。飲んだ瞬間に「あ、これなら好きかも」と感じてもらえる5本です
この記事でわかること
日本酒初心者が選び方で失敗する理由
日本酒初心者が最初につまずく理由、それは「美味しい=あなたの好みではない」からです
ワインでもクラフトビールでも、詳しい方に美味しいのを教えてもらって飲んでみたら「これが美味しいならちょっと無理」となった経験はないでしょうか?
「美味しい」と思う基準は人それぞれ違います。そして飲み慣れている人が美味しいモノとそのお酒を飲み慣れていない人が美味しいと思うモノも違います
日本酒も同じで、「フルーティーで飲みやすい」という言葉だけで、辛口好きと甘口好きから教えてもらう銘柄や特徴なんかは全く別物だったりするのがよくあります
これは最初からすんなり日本酒を飲めた人や、最初は苦手だったけれど自分でも飲めた1本に出会えた人が教えてくれるお酒もまた違います
わたしも最初はそうでした。「とりあえず有名そうなやつ=美味しい」と思い頼んでみたら思ったよりアルコール感が強い、辛いなどがあり、しばらく日本酒を避けていた時期があります
よくある3つの失敗パターン
- 「辛口」を選んでしまう
- 値段が高ければ美味しいと思ってしまう
- 銘柄だけで選んでしまう
① 「辛口」を選んでしまう
日本酒といえば辛口、というイメージがありますよね
でも、辛口は日本酒に慣れた人向けの味わいです。飲み慣れていないうちに辛口を選ぶと、アルコールの刺激とクセが前に出すぎて「苦手かも…」となりやすいです
わたしも最近になってやっと辛口の美味しさや、辛口の中でも好みの選別ができるようになってきたばかりです
② 値段が高ければ美味しいと思ってしまう
高い日本酒=美味しい、は必ずしも正しくありません。高級な大吟醸や純米大吟醸でも、味の方向性が初心者向けでなければ「なんかピンとこなかった」で終わってしまいます。初心者に必要なのは「価格」より「味の方向性」です
③ 銘柄だけで選んでしまう
同じ蔵元でも、醸造酒・純米酒・純米吟醸・季節限定酒など種類によって味はまったく変わります。「あの銘柄が好きだから」と別のシリーズを買ったら全然違った、というのはよくある話です
日本酒初心者におすすめの日本酒ランキングBEST5
このランキングは「初心者でも飲みやすいか」を最大の基準にしています。甘口・フルーティー系を中心に、実際に飲んで「これなら飲める」と感じた銘柄だけを厳選しました
レア酒と言われる、入手困難でプレ値で取引されていたり、居酒屋で1杯2000円、3000円するようなものは除いています
第5位 亀の海 (長野県・土屋酒造店)

こんな人におすすめ
▶︎「甘い、甘酸っぱい、フルーティー」な日本酒を飲みたい方
長野県・土屋酒造店の「亀の海」。初めてこのお酒に出会ったのは長野の居酒屋でした。気に入って帰りに酒屋に寄ったら、レジに持っていくと「それ美味しいよ」と声をかけてもらえた——それくらい、飲んだ人が自然と人に勧めたくなるお酒です。
パイナップルのような甘酸っぱいものや、青りんごのような爽やかなもの、フルーティーで上品なものなど、シリーズによって個性はさまざまですが、共通しているのは「甘口・フルーティーで飲みやすい」こと。どれを選んでも初心者の方が「これなら飲める」と感じやすい銘柄だと思います。
実際に、もともとお酒があまり得意でなかったわたしのパートナーが、亀の海を飲んだあたりから日本酒にハマり始めました。それくらい、初心者の方でも自然と楽しめるお酒です
第4位 東洋美人
こんな人におすすめ
▶︎日本酒をほとんど飲んだことがない人の”最初の一本”に

山口県・澄川酒造場の「東洋美人」。2025年の年末ごろに試飲会で出会ったばかりですが、すでに個人的にもお気に入りの銘柄です
- 限定純米吟醸 醇道一途 直汲生
- 限定純米吟醸 醇道一途 愛山
- 限定純米大吟醸 花文字ラベル
- 東洋美人 限定大吟醸 地帆紅 生酒
- 東洋美人 Exclusive
レビューは残せていませんが、今までに日本酒居酒屋で5種類を飲んでいます。ボトルも2種類購入したのでそのうちレビューも残したいと思っています
なぜおすすめなのかと言うと、こちらも実際、お酒があまり得意ではないわたしの相方がどのお酒も「美味しい」と言って飲んでいたのが東洋美人でした。日本酒が苦手な人でもすんなり飲めるのではないでしょうか
わたしがこれまでに飲んだ印象では、全体的に甘めでフルーティーな傾向があるので、どのシリーズから入っても大きく外れる心配が少ないのも初心者にとってうれしいポイントです
- レビューは購入したボトルを飲んだ後に掲載予定
第3位 豊盃 パティスリー酒

こんな人におすすめ
▶︎「日本酒って甘くなさそう」と思っている人に飲ませたい一本
青森県・三浦酒造の「豊盃」。その豊盃のシリーズの中でも、特に初心者向けとして自信を持っておすすめできるのがこのパティスリー酒です。名前の通り、まるでスイーツのような甘さが際立っています
甘み以外の雑味が少なくクリアな飲み口で、アルコール感もほとんど気になりません。甘さはしっかりありながら後口はさっとキレていくので、甘ったるさがなく飲みやすいのが特徴です。
これも実際にわたしの相方が「デザートのような」という言葉が気になり、お店でこれを飲んでハマりました。そして、そのままボトルを買って帰ったくらい、日本酒が苦手な人でも受け入れやすい味わいです。季節限定品なので、見かけたら迷わず手に取ってください
日本酒度が-40という数字からもわかる通り、甘さは折り紙付きです
第2位 仙禽 UAコレクション 干支シリーズ
こんな人におすすめ
▶︎強い甘さに惹かれる方へ。貴醸酒というジャンルから飲ませたい1本

栃木県・せんきんの「仙禽」。このお酒は貴醸酒と言われるタイプで、甘さがかなり強く出るお酒です
甘さもしっかりありながら、酸もあるのでジューシーな感じ。乳酸感もあるんですが、飲みにくさが全くないです。また、アルコール度数は13%とやや低めなので、甘さと相まってペースが早くなるお酒です
貴醸酒は甘さが強いのが特徴ですが、反面、他のお酒だと少し香りが独特だったり酸味が強かったりもするのですが、こちらのお酒はクセのようなものがありませんでした
一緒に飲みに行った甘口好きの友人に飲ませたところ、「うま!なにこれ」と言って自分でも注文していました。それくらい、甘口好きな人がハマること間違いなしの一本です
毎年年末に干支をあしらったボトルで登場するため、ギフトとしても最高。見た目の美しさも含めて、日本酒を贈り物にしたい方にもぜひ選んでほしい一本です
第1位 聖 Hizirizm 酒母活性酵母 発泡にごり生
こんな人におすすめ
▶︎「日本酒は強い、辛い、苦い」と思っている人に飲ませたい一本

1位は、群馬県・聖酒造の「Hizirizm 酒母活性酵母 発泡にごり生」。わたしが2024年に出会って以来、ずっと推し続けている個人的にも特別な一本です
微発泡の日本酒で、味わいは甘酸っぱいカルピスソーダに近い印象です。最大の特徴はアルコール度数が5%という低さ。通常の日本酒の約3分の1なので、お酒が得意でない人でもスイスイ飲めてしまいます
日本酒度が-100、酸度が6.2という数値が示す通り、甘さと酸のバランスが突き抜けています
これが飲めるからといって「日本酒が全て飲めるようになるか?」と言われれば、それは少し難しいかもしれません。ですが「こんな日本酒もある」という気づきになることは間違いないです
毎年2月と7月の年2回発売の限定酒で、開栓時にガスが強く出ることもあり、吹き出しだり、開けるのに15分くらいかかる時もあるので、そのドキドキ感も含めて楽しんでほしい一本です
初心者が日本酒を選ぶときのポイント3つ
ランキングを見て「どれにしようか迷う」という方のために、わたしが実際に飲み続けてきた経験から感じた選び方のコツをまとめました
①まず「甘口・フルーティー系」から入る
日本酒初心者がつまずく最大の原因は、最初に辛口や淡麗系を選んでしまうことです
もちろん、辛口が食中酒としてとても合わせやすかったり、飲み慣れて自分の好みがわかってくると辛口の良さが次第にわかってきます
ですが、日本酒の辛口は、米の旨みやアルコールのキレが前面に出る飲み物です。これは日本酒に慣れた人にとっては最高ですが、飲み慣れていない人が最初に飲むと「なんか苦手かも」で終わってしまいます
一方、甘口・フルーティー系は果物のような香りと自然な甘みがあり、ワインや梅酒が好きな人なら「これ好きかも」と感じやすい味わいです。わたし自身、もともと日本酒が得意ではありませんでしたが、甘口タイプに出会ったことで一気にハマりました
最初の一本は「甘口」「フルーティー」と書いてあるものか、このランキングの銘柄から選ぶのが確実です
②「純米吟醸」「純米大吟醸」は外れが少ない
日本酒のラベルに書いてある「純米吟醸」「純米大吟醸」という言葉、なんとなく見たことがある方も多いと思います。難しく考える必要はなく、初心者が覚えておくべきポイントはひとつだけです
純米吟醸・純米大吟醸はフルーティーな香りが出やすい製法で造られている、ということです
(醸造酒はアルコールが添加されている日本酒です)
お米を多く削って丁寧に造るため、華やかでフルーティーな香りが生まれやすく、クセが少なくなります。初心者が「日本酒らしいクセが苦手」と感じる原因になりやすい雑味も出にくい。つまり、初心者に優しい味わいになりやすいのです
ただし、今回の1位「聖 Hizirizm」のように特定名称がなくても素晴らしい銘柄もたくさんあります。あくまで選ぶ際の目安のひとつとして覚えておいてください
③季節限定酒は”特別な体験”として最高の入口になる
日本酒には、春夏秋冬それぞれの季節に合わせた限定酒が存在します。今回のランキングやわたしが購入したり飲んでいるモノのほとんどは季節・限定品です
季節限定酒をおすすめする理由は、味だけではありません。「この時期しか飲めない」という希少性が、日本酒を飲む体験そのものを特別なものにしてくれるからです
酒屋さんで「今の季節のおすすめはありますか?」と聞いてみるだけで、その時期にしか出会えない一本を紹介してもらえることがあります
もし自分の好みがわかっているならそれを伝えてください。また、自分の好みがわかっていなくても、過去に飲んで美味しいと思った銘柄を伝えると似たお酒を紹介してもらえます
なので、どのお酒でもそうですが、飲んで気に入ったモノは記録に残しておくと良いです。日本酒を売りにしている飲食店なら「ボトルの写真撮らせて」と言えば快く撮らせてくれるところがほとんどです。なので、メモが面倒なら写真を撮りましょう
わたし自身、酒屋さんとの会話がきっかけで出会った銘柄がいくつもあります。ただメニューや棚から選ぶだけでなく、お店の人に聞いてみるのも日本酒の楽しみ方のひとつです
まとめ|最初の一本が日本酒の印象を決める
日本酒は、最初の一本さえ間違えなければ必ず好きになれるお酒です
今回紹介した5本を改めて振り返ります
どれから飲めばいいか迷ったら、まず1位の「聖 Hizirizm」から試してみてください。アルコール度数が低くジュースのような飲み口なので、日本酒が苦手な方でも驚くほどすんなり飲めます
特約店限定で手に入れにくい限定酒ではありますが、このお酒は年に2回出荷されるので出会う確率は高くなります
もし近くの酒屋さんで見つからなければ、楽天やYahoo!ショッピングでも購入できます。ネットで買えるのも、初心者にとってはうれしいポイントです
わたしの日本酒との出会いはあまり良いものではありませんでした。わたしの過去の経験からいっても最初の一本で「これなら飲める」と感じてもらえれば、次の一本、またその次の一本と、自然と好みが広がっていきます
このブログでは今後もわたしが実際に飲んで「良かった」と思える銘柄に出会ったら、ランキングを更新していくので、ぜひまた覗きにきてください
各銘柄の詳しい味の感想はレビュー記事でも書いています。気になった銘柄があればそちらもあわせて読んでみてください






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