こんにちは
2025年7月に西日本を旅していました
その際、相方が盛岡冷麺を食べたいと言っていたので、せっかくなので寄っていくことにしました
最初は"たかが冷麺でしょ"と思っていたのでそこまで乗り気ではありませんでした
ただ、たまたま入った地元の常連客しか居酒屋さんで、仲良くしていただいた方々に冷麺のオススメをお店を教えていただき、その冷麺が本当に美味しくてびっくりしました
また、せっかくならじゃじゃ麺も食べて帰りなと言われてオススメのお店に行ってきました。ここでも変わった食べ方に出会うことができました
地元の方にも愛されている盛岡三大麺の冷麺とじゃじゃ麺についてレビューしていこうと思います
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盛岡三大麺とは?
岩手県盛岡市といえば、美しい自然や歴史ある街並みと並んで有名なのが「盛岡三大麺」です。三大麺とは、盛岡冷麺・盛岡じゃじゃ麺・わんこそばの3つのご当地麺料理のことを指します。それぞれ発祥や味わいが異なり、観光で訪れた人が“食べ比べ”を楽しめるのも魅力のひとつです
盛岡三大麺が人気の理由
盛岡三大麺が長年愛されている理由は、その個性の強さと地元食文化への根付きにあります。
- 盛岡冷麺
コシの強い小麦粉とでんぷんの麺に、牛骨や鶏ガラの旨みが詰まった冷たいスープを合わせた一杯。韓国冷麺をベースにしつつ、日本人の好みに合わせて独自進化を遂げた盛岡の名物です - 盛岡じゃじゃ麺
まず、盛岡じゃじゃ麺とジャージャー麺とは全く別物です
うどんのような太めの平麺に特製の肉味噌ときゅうり・ねぎをのせ、自分好みに味変を楽しむ自由度の高さが魅力。食べ終えたら「チータンタン」という卵スープで締めるのが定番です - わんこそば
給仕さんが次々とそばをお椀に入れ続け、満腹になるまで食べる体験型グルメ。盛岡の“おもてなし文化”を体感できます
今回注目する2つの麺
今回ご紹介するのは、たまたま入った地元の常連さんしかいない居酒屋で、地元の方に直接聞いてオススメしていただいた冷麺とじゃじゃ麺です
観光客のリピーターが多いのはもちろんのこと、地元の方にも親しまれているそうです。冷麺は盛楼閣、じゃじゃ麺は白龍という、地元民にも観光客にも長く愛されている名店で味わいました。食べ比べることで、それぞれの麺の魅力がより鮮明に感じられるはずです
盛楼閣で食べる感動の盛岡冷麺

盛楼閣は焼肉屋さんです
実は盛岡で冷麺を食べようと思うと基本的に焼肉屋さんになります
なので当初わたしは、焼肉を食べる気分ではないから今回は冷麺を諦めようとしていました。地元の方に冷麺だけ食べれるお店はないか聞いたところ、焼肉屋で"冷麺だけ"注文できるということを教えていただきました
むしろ、お店の方から「火使いますか?」と聞いてくれるところもあるそうです
なので、気になる焼肉屋さんの冷麺を見つけたら迷わず入ってください
盛楼閣とは?
盛楼閣(せいろうかく)は、盛岡駅東口から徒歩1分というとてもアクセス良い老舗焼肉店です。地元では「盛岡冷麺といえば盛楼閣」と言われるほど有名で、観光客だけでなく地元民の常連客も多く訪れます
創業は昭和55年。焼肉とともに提供される盛岡冷麺が評判を呼び、今では冷麺だけを目当てに訪れる人も少なくありません
混雑はランチ・ディナーともにピークタイムはほぼ満席。観光シーズンや週末は並ぶことも多いので、事前予約や開店直後の訪問がおすすめです
わたしが行ったときも平日の19:00頃でしたがお店は満席
着いたときは並んでいませんでしたが、後からぞくぞくと並んでいました
特に今は外国人観光客が多いので、地元の方も少し並ぶよと言っていました
盛楼閣の盛岡冷麺の特徴

盛楼閣の盛岡冷麺は、麺は強いコシと弾力が特徴でした
トッピングは、甘辛く煮たチャーシュー、キムチ、ゆで卵、きゅうりと季節の果物。今回はスイカでしたが、梨とかりんごとかもあるそうです
盛楼閣 盛岡冷麺の注文方法&価格
盛楼閣の盛岡冷麺は、辛味別・普通・辛口まで選べます
辛いものが苦手、初めての方は「辛味別」がオススメです。自分で辛さを調整できるので好みの辛さで美味しくいただくことができます
地元の方が「辛味別を選ぶといいよ」と教えてくれたのに、忘れていて普通を選んでしまいました
わたしは辛いのが得意だったので、ピリ辛くらいと感じていました
価格は1杯普通が1,500円、大盛りが1700円です。ボリュームもしっかりあり、食事時だったので、ほとんんどの方が焼肉とセットで頼まれていましたが、冷麺単品でも十分満足できます
個人的に1500円という金額だけみると少し高いとは思いますが、この旅の中で1番何が印象に残っているかと聞かれたら、迷わず盛岡冷麺と答えます
それくらい今まで食べてきた冷麺と印象が変わりました
アクセス・営業時間

営業時間:11:00~24:00
白龍で味わう盛岡じゃじゃ麺

白龍とは?
「白龍(ぱいろん)」は、盛岡じゃじゃ麺発祥の店として知られる老舗です。創業は戦後間もない昭和20年代。創業者が中国・満州から持ち帰った麺料理を、日本人の味覚に合わせてアレンジしたのが始まりといわれています。
現在は本店のほか、盛岡市内に複数店舗を構えており、観光客はもちろん地元の常連も多く訪れます。特に本店は盛岡城跡公園から徒歩圏内にあり、観光と合わせて立ち寄りやすいロケーションです。
盛岡じゃじゃ麺の特徴

白龍の盛岡じゃじゃ麺は、平たくやや太めのうどんに似た麺の上に、特製の肉味噌と刻んだきゅうり・ねぎをのせたシンプルな見た目が特徴です
食べ方はお好みでテーブルに備え付けられた酢・ラー油・にんにくをお好みで加えて、よく混ぜていただきます
わたしは最初は添えてある生姜も入れず、肉味噌ときゅうりとネギだけを混ぜて食べました
肉味噌はほんのり甘くて、麺もうどんみたいな感じで美味しいです。その後は生姜を入れ、にんにくでパンチの効いた味わいに変化させました。シンプルなのに、自分で味変できるので、最後まで飽きずに食べられました
ちいたんたんで締める楽しみ

白龍のじゃじゃ麺を食べ終えたら、ぜひ試してほしいと地元の方に教えていただいたのが「ちーたん」です。白龍では「ちいたんたん」と書いてありました
居酒屋でいろいろ教えてもらい、ちゃんと注文できるか不安でしたが、お店に"じゃじゃ麺の食べ方"なるものが置いてあり、しっかりちいたんたんの注文方法まで書いてありました
なので、聞きなれないちーたんの存在すら忘れてしまっても問題ありません(笑)
麺を少し残して器にテーブルの上に置いてある生卵を割り入れ、残った味噌と混ぜたところに店員さんが熱々のスープを注いでくれます。またカウンターであれば味噌の追加(無料)を聞いてくれますし、わたしはテーブルでしたが、「味噌入れときました」と追加してくれていました
これが優しい味わいで、まるで中華風玉子スープのよう。わたしは少し優しすぎたのでニンニクとラー油を追加して味変してみました
食後の満足感を高めてくれる、じゃじゃ麺の名物的な締めでした
白龍 盛岡じゃじゃ麺の注文方法&価格
白龍では、麺の量を小・中・大から選べます
価格は小盛500円台〜大盛800円台と非常にリーズナブル。ちいたんたんは別途50円ほどで追加可能なので、ぜひセットで楽しむことをおすすめします
アクセス・営業時間

わたしは朝早くからやっていた本店に行きました
ただ、駅から離れているのと、駐車場がないので駅周辺のホテルの人はけっこう不便です
駅中にもあるのでそちらをオススメします
本店
営業時間:月〜土 9:00〜21:00
日 11:30〜18:45
定休日 :無し(盆時期休、年始休)
他にも店舗はありますので、そちらの情報は公式HPでご確認ください
まとめ:盛岡に盛岡三大麺を食べに行こう
いかがだったでしょうか
今回、盛岡三大麺の中でわんこそばは食べることができませんでしたが、盛岡冷麺は盛楼閣、盛岡じゃじゃ麺は白龍をオススメできると思います
特に盛楼閣の冷麺は本当に驚きました。食べ比べたわけじゃないので、もしかしたら盛岡冷麺自体がとても美味しいのかもしれません
また白龍では、ちいたんたんで締める独特の食文化を味わえます。
個人的にこうした地元グルメを盛岡の方がけっこう日常で食べているのが少し驚きでした。なので、観光客のためのグルメではなく、しっかり地元に根付いた美味しいグルメなんだと思います
もしあなたが盛岡を訪れるなら、盛岡三大麺はぜひ経験していただきたいと思います。きっと、食べ終えた瞬間に「また盛岡に来よう」と思わせてくれるはずです。また、ぜひ地元の方がオススメする盛楼閣の盛岡冷麺と白龍の盛岡じゃじゃ麺を味わってみてください
きっと忘れられない"麺の思い出"になると思いますよ
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